厚生労働省|障害者芸術文化活動普及支援事業

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厚生労働省障害者芸術文化活動普及支援事業

取組事例

勉強会「『障がい』がある方のアート活動を支援する時に知っておきたい“あれやこれ”」

2019年度│石川県

[実施] 文化・芸術活動支援センターかける

[芸術文化分野] 美術

[取組場所] 福祉施設, その他

取り組みのねらい

一言に福祉事業所と言っても、障がいのありようや事業種別、理念、ニーズなどに違いがあるので、各事業所の現状について把握できていないことが多いと考えました。そこで、アンケート調査だけではなく、福祉事業所を対象とした勉強会の開催を通して、各事業所の現状や課題、ニーズなどについて情報収集することにしました。勉強会では、障がいのある人の創作活動をサポートする上で役立つ情報やスキルを学ぶことを目的にしました。

実施内容

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チラシ

日程第1回:2019年7月14日(日)
第2回:2019年9月14日(土)
第3回:2020年1月16日(木)
会場第1回:倶利伽羅塾
第2回:羽咋勤労者総合福祉センター
第3回:ITビジネスプラザ武蔵

2017(平成29)年度から福祉事業所を対象とした勉強会を年1回開催しており、アンケート結果でニーズの高かった「著作権などの権利保護」「自主製品づくり」「展覧会の企画・開催」「創作支援」をテーマに設定し、今年度は全3回開催しました。実態に即して必要性の高い、効果的な内容になるように、事前に福祉事業所に「作品の著作権の取り扱いはどうしているのか?」「作品展を開催したことはあるか?」「作品展を開催していない理由は?」などテーマについて電話でリサーチを行い、そこから見えてきた課題などにできる限り対応することに努めました。勉強会当日には、各事業所の情報を収集するため、質疑応答の時間を長めに確保して多くの参加者に発言してもらったり、質問だけではなく考えや意見を言ってもらったり、勉強会後には情報交換会を開催したりもしました。

成果

当センターへの直接的な相談件数は少ないですが、2017年度から5回に渡って開催した勉強会でアンケートを取ったところ、困りごとが100件近く寄せられ、福祉事業所が抱える課題の多さや複雑さが浮き彫りになりました。今回も参加者からの質問やアンケート回答などから、事業所内での考え方の相違、活動予算の確保や専門家との交渉の難しさなど、現状と課題の一端を確認することができました。これらの個別に抱えている課題は、実は多くの人が同様に抱えているものであり、「個別に悩まなくても一緒に考えることができる」ということを、参加者みんなで実感できたように思います。この勉強会を通して、悩ましい課題だったものが、支援者同士で共有し、一緒に考え、取り組むという「共有すべき期待(楽しみ)」に変わってきたことが成果であると考えます。

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