【取組紹介10】山梨県での人材育成のための研修企画から実践まで

第10回の【取組紹介】は山梨県での人材育成研修について紹介します!

さて今回は山梨県の社会福祉法人八ヶ岳名水会(YAN)で取り組まれた人材育成のための研修企画から実践までについて紹介します。 (「【1〜3】障害者芸術文化活動支援センター設立・運営マニュアル(2017年3月31日発行)」より引用)


【1】取組のねらい
山梨県では、アート活動の支援者を育成し情報を広く伝える「人材育成ができる環境づくり」、情報の共有や発信をしていく「地理的条件を越えたコミュニケーション」の課題がありました。県域でアート支援や人材育成の活動を行う施設・団体が集まり、継続的な人材育成と情報の共有を目的として研修会に取り組んでいます。


【2】実施内容
課題を踏まえ、研修会の開催にむけて協力委員と各地域の連携団体を軸とした実行委員会を組織し、2回/月のペースで中間地点に位置する施設で企画会議を行いました。アンケートや相談を通じて希望の多い研修会や、山梨県の障害のある人のアート活動などの意見交換を経て特徴のある3つの研修会を開催しました。

  1. アート支援を学ぶ研修
    表現(アート)活動をサポートする人、関心のある人向けに、実際にアプローチの方法を体験しながら表現活動を学ぶ場となりました。
  2. 精神障害とアート活動を学ぶ研修
    上映会と講演会を通して、病とともに生きる人々にとっての表現活動について、どのように彼らを支えていくか、営みの場の大切さを学びました。
  3. 著作権・商品開発に関する研修
    研修会では、専門家の講師を招き著作権の基礎知識を学び、発想の転換から商品化する方法について学びました。


【3】成果
施設間での積極的な意見交換により、新たな作家の発掘やアート活動の多様性や取り組み方への関心を持っていただきました。また、各施設の著作権の取り組みを共有したことで、山梨県の作品の利用規約に関するガイドラインの足掛かりとなりました。



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