【取組紹介06】奈良県でのオープンアトリエ

第6回の【取組紹介】は奈良県でのオープンアトリエについて紹介します!

さて今回は奈良県の一般財団法人たんぽぽの家で取り組まれたオープンアトリエについて紹介します。 (「【1〜3】障害者芸術文化活動支援センター設立・運営マニュアル(2017年3月31日発行)」より引用)



【1】取組のねらい
2014年度に実施したニーズ調査により、福祉施設だけではなく、個人で創作活動する人への支援プログラムや仕組みが少ないことがわかりました。そこで、学校卒業後も地域でのアート活動ができるプログラムや仕組みについて考えるために、実験的にオープンアトリエを実施しました。

【2】実施内容
奈良県内は文化的な活動が奈良市を中心とする北部に集中していますが、県内全体としては十分ではありません。アート活動の拠点となる場所が複数あることが必要ではないかと考え、2015年度は奈良県内の4地域でアート活動に関心のある施設と連携し、さまざまなタイプ(時間/場所/内容など)のオープンアトリエを実施しました。2016年度は最初に協力施設の施設長と担当スタッフへインタビューを行い、施設内や地域でのアート活動のニーズを調査したうえで、協力施設の担当スタッフに、プログラムの企画、講師の交渉、広報などのマネジメントを担ってもらい、実施しました。また、いずれのオープンアトリエもアートサポーターを募集し、地域で障害のある人のアート活動を支援する人を育成すること、地域間でのネットワークをつくることを視野に入れました。

【3】成果
2年間のオープンアトリエの実施を通して、地域の中でアートサポーターを育成し、必要とする福祉施設や活動に結びつけていく仕組みができつつあります。また、オープンアトリエが創作を支えるだけではなく、鑑賞し交流するサロンとしての役割があることもわかりました。2015年度はこれらの成果をブックレット「地域にひろがるオープンアトリエ〜すすんで ひらいて つながるためのハンドブック」にまとめました。2016年度は、企画マネジメント自体を協力施設のスタッフに担ってもらったことで、それぞれの自信につながるとともに、福祉施設が文化や観光の拠点となりうることがわかりました。



オープンアトリエのレポートは[たんぽぽの家]のウェブサイトで!

オープンアトリエ「mirumiru」
オープンアトリエ「わくわくポン!」

ハンドブックについては[障害とアートの相談室]のウェブサイトでご確認ください。
地域にひろがるオープンアトリエ〜すすんで ひらいて つながるためのハンドブック



≡ 連携事務局お知らせ一覧へ戻る