【取組紹介05】展覧会「日々是好日 −暮らしから生まれるもの−」

第5回の【取組紹介】は展覧会「日々是好日 −暮らしから生まれるもの−」の事例について紹介します!

さて今回は新潟県の社会福祉法人みんなでいきるで取り組まれた展覧会「日々是好日 −暮らしから生まれるもの−」について紹介します。 (「【1〜3】障害者芸術文化活動支援センター設立・運営マニュアル(2017年3月31日発行)」より引用)


【1】取組のねらい
障がいある人の創作を支える施設職員や家族に対して、改めて自分たちの創作支援を見つめるきっかけとなるような機会をつくりました。そのひとつの方法として、これまでは周りの人があまり魅力を感じていないような、小さなものごとの魅力を提案することのできるような展覧会を企画しました。

【2】実施内容
展覧会を行う前にアール・ブリュットに関するセミナーを実施しました。基本的なアール・ブリュットに関する講演と共に、「身近にある作品を自慢する会」と題し、参加者に作品を持ち寄ってもらうワークショップを行いました。参加者に話し手となってもらうことで、主体的に作者の創作を見つめられる機会となりました。
ワークショップは私たちが多くの作品と出会う機会ともなりました。チラシを切り絵のように切ったものと、チラシや広告の紙を切り職員の名前を書いているものに出会いました。どちらもパッと見て目を惹かれるようなものではないですが、作品の背景を聞くと共通して、作者は作ったものを職員に渡していることがわかりました。“つくったものをあげる”つまり、身近な人へのコミュニケーションの手段として創作をしているのです。そこに魅力があると感じ、展覧会でふたりを対に並べ、作品の背景に焦点を当てて紹介しました。

【3】成果
展覧会後、一方の施設の職員さんからは、以前は施設に持ってきてもらい困っていたが、見方が変わったとの声を頂きました。小さなものごとを紹介することで “これもありかも、うちにもあるかも”と、改めて自分たちの周りの作り手のことを思う機会となったと感じています。

≡ 連携事務局お知らせ一覧へ戻る